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はなさか

春分の日の漁は普通に行われていて
春雨に霞んだ浜には四つ程の地引網が仕掛けられて
人と鳥が最初に引き上げられる網を待っていました。

その時、干場の裏の桜の蕾は
一粒残らず固く閉ざされていました。
町中よりだいぶ遅いな、と思いました。


日曜は主な漁が休みなので人影のない浜から
角を曲がると、目の前に、
ばばーんと巨大な白い塊。
隅々まで完全に満開の桜です。

間違いなく、同じ樹です。
三日見ぬ間のさくらかな、
四日間で何が起きたのか。

町中の桜は先に開きはじめていたのに、
まだまだばらばらな開き具合です。
ベランダから見下ろす桜なんて
上から見るとさほどでもなく、
下から見上げると満開に見えます。

海辺は遮るものがない──からでしょうか?

「そういえば」
山へ行くのはやはりまだ無謀だった、という事で、
当分は自転車で海沿いを走る事にした連れが言います。
「春分の日、□□の坂を降りるとき、
 全然気にもとめなかった枯れ木が」
今朝、岬へ上って、一気に下ると。
「ずうっと満開の桜のトンネルになっていた」

ああ。そっちの世界も素敵ですね。
by otenki-nekoya | 2013-03-24 22:01 | 散歩
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