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鳥瞰

やはり雨になり、傘をさして川沿いを歩きます。
このあいだかわせみのいたあたりにかわせみの姿はなく、
水面にぽこん、ぽこん、と丸い影が浮いています。

綺麗な赤褐色のからだにくっきりと真っ白な羽根先、
嘴から頭へなぞるように柔らかい黄色、
ヒドリガモです。
北からの渡り第一陣が到達しました。
仲良しですが、二羽とも雄です。

堰というほどではないものの、川底が少し段になっているのか、
流れの途中が急な瀬になっているところがあります。
一羽がゆらゆらと下流に向かいます。
もう一羽が、え、そっちへいくの、と一瞬困ったように見えた後、
つつーっと先の一羽を追い抜いて、
えいやあ、という勢いで急流を越えました。

ところが、ゆらゆら下流に向かっていた先の一羽は
早瀬にさしかかるといきなりじたばたともがきはじめ、
くるりと向きを変えて上流へ戻ってしまいました。

‥‥おい。
先に下流で待っていた一羽は、
呆気にとられた──かどうかはわかりませんが、
ぱたぱた、と水面を離れて少し飛び、軟弱者の前に着水しました。

「飛んだ!」
飛ぶでしょう。ずっと北から飛んで来た渡鳥です。
「いや、飛べるんだったら最初から、飛び越せばいいんじゃない?」
うーん。
水面にいると程度が判らないのかもしれません。
私達は上から見下ろしているから、瀬の早さがわかりますけど。
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by otenki-nekoya | 2011-11-06 16:26 | 散歩
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日記


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