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明治節まで雨だなんて

いつも部屋から見下ろす川に沿って、
傘をさして歩いていると、
暗い水面からきらきら輝く青いものが
暗く枝垂れた枝先にとまりました。

長い嘴、橙色の腹。
カワセミです。

青い海は今日も見られなかったけれど、
青いかわせみが見られたから良いでしょう。


『ベッキーさんシリーズ』を読みふけっている連れが言います。
「日本が戦争をしなかったら、こんな世界が残っていたのかな」
財閥、帝国軍人、華族様。
「それとも共産主義革命みたいなものが起きて、やっぱりなくなっていたかな」
みんな憧れますよね。
でもこの時代を再現するために、北村先生は短い話でも
これほどの量の参考資料にあたっています。

「かくのは大変だ」
欧州風の特権階級を出したいときは、マンガやアニメ、
エンターテインメント小説等ならば平行世界という手があります。
「日本が戦勝国に‥‥というのは無理があるね」
架空戦記ものではよくありますが、それだと「未来」
──私達にとっての「現在」が、大幅に変わってしまいます。
「ミッドウェー直後にでも、とにかく講和に持ち込むとか」
あるいは天皇制を残したように、GHQの判断で
他の組織も残された、という設定の小説もあります。

などと話していると、幼い親王様が正装で扇と松の枝を手に、
碁盤から飛び降りるという謎の儀式の映像がTVニュースで流れました。
by otenki-nekoya | 2011-11-03 18:13 |
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日記


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