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キーン博士の日本文学史

町に一軒の書店で文庫新刊チェックをしていると、
出ていました、ドナルド・キーン博士の
『日本文学史』(著/ドナルド・キーン 訳/徳岡孝夫  中公文庫)
近世篇・第三巻。
冒頭は我らが上田秋成!
近世篇はこれで完結ですね。
もとは全18巻の『日本文学の歴史』(中央公論社)の9巻にあたるそうです。

訳者がついている事でわかるように、
キーン博士が日本語で書かれたものではなくて、
原題は『World Within Walls』
日本の江戸時代の文学・文芸を紹介したガイドブックです。
近世前半は上方が文学の中心だったので、
「江戸」時代というと語弊があるようですが。
冷静な背景分析と情熱的な作品鑑賞に引かれて、
あまり関心のない分野も興味深く読めてしまいます。

構成は厳密に年代別ではなく、
大きくジャンル別に書かれていて、
第一巻は主に俳諧の成立、
ハイライトはもちろん松尾芭蕉。
もとが英語で書かれた本なので、一句一句に
英語訳が残されているのもお得な感じです。
第二巻はまだ読んでいませんが、メインは西鶴&門左衛門。

明治がマイブームだったのに、
またじわじわさかのぼっているようです。
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by otenki-nekoya | 2011-06-04 14:32 |
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日記


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