満開の下
人住む町の桜花、
首都の桜は懐かしい。
江戸丑寅の恩賜公園、江戸城戌亥のお堀ばた、
春のうららの隅田川、花の名所の花下に、
人波が訪れるニュースを見て、ほっとしました。
花を見上げる事もなく、うつむいたまま縮こまる、
首都の皆々がそうなってしまったら、
誰が東国を支えるのか、誰が日常を繕うのか。
花が咲いたら花を見る。
月が出たなら月を見る。
都の花には及ばねど
ベランダから見下ろす満開の桜、
風にゆれるばかりで散りもせず、
沈む夕陽に薄赤く
ゆらりゆらりと燃え上がる。
首都の桜は懐かしい。
江戸丑寅の恩賜公園、江戸城戌亥のお堀ばた、
春のうららの隅田川、花の名所の花下に、
人波が訪れるニュースを見て、ほっとしました。
花を見上げる事もなく、うつむいたまま縮こまる、
首都の皆々がそうなってしまったら、
誰が東国を支えるのか、誰が日常を繕うのか。
花が咲いたら花を見る。
月が出たなら月を見る。
都の花には及ばねど
ベランダから見下ろす満開の桜、
風にゆれるばかりで散りもせず、
沈む夕陽に薄赤く
ゆらりゆらりと燃え上がる。
by otenki-nekoya
| 2011-04-07 21:34
| ベランダ