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趣味の餅搗き

年越し蕎麦の袋を下げて外階段を上がっていると、
連れが向かいの家のガレージの中に目をとめました。

作業用のテーブルを並べて、ゴム手袋に晒、
「あれ、お餅をつくんじゃない?」
餅搗き?
こんな住宅地の中のガレージで?
「蒸し器がある。まちがいない、もちつきだ」

先日新聞に、帰って来た内閣のメンバー紹介が載っていました。
戦国武将の子孫として有名な方の趣味が「餅つき」とありました。

趣味が「餅つき」。
ううむ、勇壮なところが戦国武将ぽいといえば、どことなく。

そういえば、実家に石臼があるはずです。
「うちにもあるよ」
昔はだいたい各戸で餅を搗いていましたからね。

あとは杵さえ調達できれば。
運動になるしつきたては美味しいし、
蕎麦打ちにつぐホビーの王道になりうるかも。

住宅地の中の一見普通のお宅のガレージで、
休日になるとあちこちで
ひそかに餅が搗かれているのかもしれません。
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by otenki-nekoya | 2012-12-31 21:56 | 散歩

なにわの夢

夕方、連れが仕事を早めに切り上げ、
じたばた準備をしながらぼやいています。
「夜中に目が覚めたあと、起きていたような夢を見ていたような」

ありますあります。
私も夜中に目が覚めて、いけない、もう一度眠らなくちゃ、
でももう出かけないと、と腕時計をはめるんですが、
それがごつい金側のクロノグラフで、
あ、こんな時計持ってないからこれは夢だ、
今眠っているんだな、と少し安心しました。

時計は、前日にTVで俳優さんが身につけた小道具を
「二百九十万円するんだって」
とインタビュアーに見せていた場面から来ています。

「眠りが浅くなってるんだよね」
台風でずれこんだとはいえ、一週間に五回の講演会参加は大変ですね。
でも、今日の講師はH先生なんですね、御高名はかねがね。

「そのH先生が居たんだよ。
大阪城の周りをうろうろしていた。
なんでこんなところに、と思ったけど夢だった」
大阪城‥‥阪大の先生だからですか。
「大阪城は『プリンセス・トヨトミ』読んだせいだ」

『プリンセス・トヨトミ』(著/万城目学 文春文庫)貸したのは、
もう三ヶ月以上前になりますが、今、
無意識下では「大阪城」が「大阪」の象徴になっているんですね。
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by otenki-nekoya | 2011-09-29 19:55 |

近江屋

TVドラマ『仁』ですが、坂本さんはもう近江屋に居ます。
「一体どうなっちゅうが?
去年、龍馬を斬った男が一緒に居るが」
羽織の紋を見て下さい、この人は中岡慎太郎です。
「慎太郎?今度は斬られる方に回ったが?
ようわからんキャストや」
役とはいえ、亀様も大河で坂本さんを斬って、
寝覚めが悪かったのでしょうかねえ。

というか、このスリーショット、
殿と、勘助と、平蔵ですが。
「『風林火山』や!」
ますます謎のキャスティングです。
「内野さん、『蝉しぐれ』の頃はかっこよかったに」
‥‥いわれてみれば、あれは色白の役でしたね。
勘助以降、見た目は野性的でむさ苦しいが実は切れる男、が
すっかりはまり役になっちゃって。
来週くらい、斬られるでしょうか。
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by otenki-nekoya | 2011-06-06 16:21 | TV

豪族の墓所

降るとも降らぬとも付かぬ雨の中、
傘をさして近所の寺を訪れました。

我が実家近くで興った戦国大名に敗れた
地元豪族の墓所がある、と話には聞いていました。
山裾の門に「曹洞宗」とあります。
禅寺だったんだ。
門外のお知らせコーナーに「座禅」の予定日が出ています。

本堂は新しい建物で、ぐるりと丸く高い崖に囲まれています。
崖の斜面に積まれた四角い切り石の段を上がると、
石造りの小振りな宝塔がありました。
石を覆う地衣類の浅い緑も雨に濡れ、
笠の部分は襞状になって装飾的で、
猛々しい印象はありません。

城で戦って亡くなったのではないそうです。
そういえば城址にはよく行きますが、
遺るのは藩政時代の御領主に関わるものばかりです。
落城し、兵の命を敵将に託し、この寺で自刃した。
傘を置き、四百五十年前のこの地の主に手を合わせます。

隣に、奥方を実家の大豪族のもとに送り届け、
戻って主のあとを追った家老の墓があります。
奥には先代、先先代の小さいながら宝塔の形の墓。

きょきょきょきょきょ。
すぐ傍らの森でホトトギスが鳴き続けます。
顔を上げると、ぐるりと囲んだ高い崖の上に
整然といくつも並んだ旧い石碑のような墓が。
傘をさしていたので気がつかなかったのです。
この寺は、五百年前の人々に見下ろされている。

再び傘を手に取り、濡れた石段を下ると、
新しい本堂の賽銭箱横に板に墨書きで悟りの教えが
まろまろとした字で‥‥相■みつを風で、
いっぺんに荘厳な雰囲気が抜けてゆきます。

門の外には比較的新しい時代の墓地、
坂を少し降りると、公立病院の敷地です。
止まったクレーンが雨に打たれています。
大震災の後、海に近い古い公立病院の
立て直し計画は見直しが行われる事になりました。

最初はこの病院の標高を確認しようと思って家を出て、
ついでに更に高く避難するならそこの寺だろうか、
などと思って立ち寄って、こんな近くにいながら初めて
五百年前のこの地の主達に拝謁する事となったのでした。

きょきょきょきょきょ。
森の中のホトトギスは鳴き止みません。
降るとも降らぬともつかぬ雨も止む様子はないようです。
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by otenki-nekoya | 2011-06-05 14:34 | 散歩
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日記


by otenki-nekoya
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