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初神者

書店に行っていた連れが

「『古事記』を買って来た」


ええっ、確かに今、池澤夏樹の新訳

(日本文学全集01/河出書房新社)が人気ですが。

「ああそれ、店頭に山積みになってたね」


しかし、いままで神話はもちろんファンタジーは

まったく読まなかった人がいきなり

神の名の羅列に挑戦するのは大変ではないでしょうか。


「だいじょうぶ!買ってきたのは『ビギナーズ・ラック』だから」


‥‥『ビギナーズ・クラシックス』(角川ソフィア文庫)ですね。


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by otenki-nekoya | 2015-01-11 21:58 |

みな人倫を明らかにする所以なり

今年の某公共放送大河ドラマは

番宣では「ホームドラマ」としていたので

ちょっと期待薄になっていたのですが。


「さすが長州だ!学問から入った!」


策略から始まる薩摩と揺れる幕府『篤姫』、

暗殺に始まり暗殺に終わる土佐『龍馬伝』、

滅びるのがわかっている会津『八重の桜』、

いずれも幕末ものは面白かったので、

人材豊富な長州には特に頑張ってもらいたいものです。


文字が空中に浮く演出が『蟲師』や『シャーロック』みたいですが、


 人性の善なるは、なお水のひくきにつくがごときなり。

 人、善ならざることあることなく、

 水、くだらざることあることなし。


一緒に歌おう、ではないですが、思わず『孟子』を唱和していたら、

いきなりヒロインに負けました(訳はドラマ版とは異なります)。

 

 痒とは養なり、校とは教なり、序とは射なり。

 夏に校と曰い、殷に序と曰い、周に痒と曰い、

 学は則ち三代これを共にす。


初回は「本」をめぐる話で、なかなか良かったです。


「子役達も、姿勢まで良く似せてあったねー」

山鹿流に「赤穂浪士か!」と突っ込んだら、ちゃんと

明倫館で「赤穂義士」の戦略について講義している声が入ってました。


ラストには良い意味での「そうせい公」が出て来て、

「この騒ぎは何の記録にも載せぬ」と、

フィクションのストーリーである事を

わざわざ念押ししていくのも笑えました。


しかし連れがドラマを見ながら

「あ、本を捨てた!」

「また本を捨てた!」

と叫ぶのですが、叱っているのではなく、

「捨てる」というのは地方語で「落とす」の意味のようです。



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by otenki-nekoya | 2015-01-04 22:46 |

なないろの餅

色とりどりの餅が並んでいます。


赤(たかきび)、橙(黒糖)、黄(こきび)

緑(あおのり)、紫(紫芋)、白(餅米のみ)

豆入り(落花生)


いずれの餅もこのあたりで穫れた餅米に

このあたりの穀物などを搗き込んだものです。

あおのり、黒糖は隣村でつくられています。


たかきびは香ばしく、芋はほんのり甘く、

白餅ですら米の風味があって

どれも何もつけなくとも美味しい。



年の瀬、齢八十を越えた婆様が忙しい忙しいと、

落花生餅を連れのところに置いて行きました。

世話になった人達に配って回っているのだそうです。


婆様が育てた餅米と落花生で出来た餅。

どんな資料にもこの餅の事など

数値として記載されてはいないでしょう。


いわばヤミに生まれヤミを流れる餅。


正月早々私達はヤミの餅をうましうましと喰ろうております。



みなさま今年もよろしくお願い致します。


いえ、餅の事ばかりではなく。



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by otenki-nekoya | 2015-01-02 22:19 |
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日記


by otenki-nekoya
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