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鹿鳴く館

全国紙の一面コラムが、日本シリーズの話題に絡めて
中井桜州のロンドンでの珍英会話譚を載せていました。

このひとですよ。
明治元年に英国公使ハリー・パークス卿が
帝に謁見に向かった時、行列に切り付けた凶漢と
激しく刃を交え、後藤象二郎の助太刀でその首を取った。
「あ、中井弘。県知事になったんだ!」

留学していたのは幕末ですから、二十前後の事ですね。
「幕末?密航じゃない」
ジョーと違って、薩長は藩でグルです。
「エピソードは面白いけど、話の流れとしては無理があるなあ」
東北チームの外国人選手を讃えるのに、薩摩藩士の逸話。
「なんで中井さんを持ち出したんだろう」

もしかしたら、「鹿鳴館」の印象が筆者の中にあったのかもしれません。
「鹿鳴館?そういえばこのあいだ大河ドラマで出て来た」
『鹿鳴館』という名前をつけたのが、桜州なんです。
「へええ!じゃあ井上馨とも仲が良いんだー」
井上は中井の奥さん取っちゃったんですけど。


猛攻を受ける鶴ヶ城に篭城した、会津家老職・山川家の幼い娘が
麗しのレイディに成長して十年ぶりにアメリカ留学から戻り、
ドラマの前々回にはついに、
あろうことか鶴ヶ城を攻めた薩摩の砲兵隊長・大山巌が求婚し、
当然の大反対にもへこたれず、
目出たく鹿鳴館の華とうたわれた大山捨松が誕生しました。

「書き手の人は、大河ドラマで『鹿鳴館』の回があったので
『東北』から会津、薩摩から中井を連想した──ということ?」
奥州から桜州とか。
それはわかりませんが、コラムのテーマは、
少々ヘンな外国語でも通じあえる、ですよね。

「捨松は日本語だいぶ忘れてたしね」
それは関係──あるかどうか。
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by otenki-nekoya | 2013-11-06 22:01 |

十一月の波とあそぶ

日曜日は一日雨が降ると聞いていたのに、
朝になったら雨はあがっていました。

日中は真夏並みの暑さで朝は冷え込み、
嵐の動向に気もそぞろの日が続いた
秋とは思えない十月が終わりました。

いまにも雫が落ちそうでそれでもなんとか
踏みとどまっている厚い雲の下に出てみます。
梅雨明けが早く、夏が記録破りで、十月も暑かったので、
すぐそこの海沿いでも、真昼に歩くのは
四ヶ月ぶりになるでしょうか。

鉛色の空に翡翠色の海。
波は荒れすぎず、穏やかすぎず。
先月は波が高くて漁も大変だったようです。
浜では漁の網を片付けています。
連休のせいか、向こうの波打ち際に
歓声を上げている家族連れがいます。

幼児二人と、制服の白いブラウスに黒いスカートの
女子中学生二人、母親らしき黒いワンピースの女性。
法事だったのでしょう。
幼児達と少女達と
喪服と長い髪を海風になびかせた女性は
打ち寄せる波とおいかけっこをしておおはしゃぎです。

夢中になっている一同を呼びに、
裾の長めの黒いワンピースの女性が
砂浜を横切っていこうとしています。

海岸に出る道路の駐車スペースでは
黒い軽自動車の傍らで茶髪の女性が
堤防に肘を載せて皆を眺めています。
幼児二人の方の母親でしょうか。
黒いパンツスーツにヒールなので、
浜に降りられないようです。

お孫さん達と娘さんが、海でこんなに楽しんで、
雨をやませた甲斐があったというものですねお祖父様(たぶん)。
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by otenki-nekoya | 2013-11-03 22:12 | 散歩
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日記


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