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とび、とぶ、とべ

ベランダの上から下へ垂直に、

トビが腹を見せて舞い降ります。


そのまま地面より下まで飛び、

川面で折り返して垂直に、

背を見せて舞い上がる。


紙ヒコーキみたい。


再びベランダに接近します。


これが食べたいのかな。

小さなざるに広げたシラス干し。

いいにおいがします。


朝どれ釜揚げちりめんが余ったので、

ベランダで干していたのです。


でも、猛禽の嘴でシラスは食べられまい。

第一、こんなに人に近くても野生は野生、

餌をあげるわけにはいかないのです。



昔、祖父が庭でトビを放し飼いにしていました。

ピーピー、ピーヒョロ鳴くから名前はピーちゃん。


餌は豚のバラ肉で、全力疾走で食べに来ました。

飛べないのです。ヒナの時、巣から落ちて。



豚バラ肉は御馳走だけど、

君はそんなもの食べなくていい。


シラスをあきらめた若いトビは、

川の上に飛んで来た銀色に光る物をキャッチして、

もちろん空飛ぶ魚なんていないのでリリースして、

そのまま舞い上がって行きました。


風の強い日なのです。

川岸のススキの綿毛が時折雪のように

きらきら光りながら飛んでゆきます。



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by otenki-nekoya | 2014-11-18 22:08 | ベランダ
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日記


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