narcia

nekoya2010.exblog.jp ブログトップ

月がとっても青くない

 月がとってもあおいから〜♪

「月は青くないよ」
古典的昭和歌謡を聞いて、連れが不思議そうに言います。
TV画面の周囲の青い枠には、台風情報の字幕が流れ続けています。

そうですね。天高くある月は白い。
「あとはだいたい、黄色とか。赤い時もある」
地面に近かったり、空気の層に濁りがあると赤い月になります。
「青い月ってないよね」
そうですね。青いのは、月そのものではありません。


レッドカード・イエロードをありったけ横に並べたような
大雨、洪水、強風、波浪、雷、竜巻の警報・注意報に、
高潮のカードが加わりました。
「高潮まで‥‥」
よりによって明日が満月ですから。
「大潮なんだ」
それも特別に地球に近い。
「あ。スーパームーン!」


そして歩みの遅い嵐がようやく過ぎました。
通常、台風一過は晴れ渡るのですが、雲は残ったままです。
それでも夜になると風雨に洗い流された空に切れ間が出来ました。
さあ、ごらんください。

「うわあ、まぶしい!」
反射物とは思えない、白色光の照明灯を直に見るような月。
じわじわと真円に近づくにつれ威力を増していきます。
「大きいかどうかはわからないけど、いつもよりずっと明るい!」
照らし出される瓦や樹々もくっきりと浮き上がって見えます。
「たしかにこれは、スーパーだー」
いいえ。今宵の月は『エクストラ・スーパー』。
‥‥必殺技か。


ところで、聞き慣れているので聞き流していますが、
いつも地元で流れている曲の歌詞を御存知ですか。

 あーおい、つき、よの、はーまべえ、にはー♪

「えー、あれも青い月なの?」
そうではありません。
 
 青い月夜の浜辺には

「青い月夜」
これならどうですか。
「青い月夜、なら良いよ」
そうでしょう。
「月は青くないけど、月夜は青いよね」


ここまで打ち込んで、このパソコンの背景に気付きました。
旧いけれどモニタが大きいので、たまに連れも使っています。
気に入ったポストカードを何年も前に取り込んだもので、
夕暮れの空と湖面に城のシルエット。
一面の青い世界の上に、大きな白い十日の月。

 月は青くない。月夜は青い。

これだったのか。
[PR]
by otenki-nekoya | 2014-08-11 21:33 |
line

日記


by otenki-nekoya
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite