海風の民
舟の舳先に立つような、
心地よい風が海から吹いています。
日の出とともにブルーベリーやオクラを摘んで
朝の九時には出荷も全て終えた人達が
そこここの日陰でずっとおしゃべりをしています。
用事があってもぎりぎりになるまで
冷房の効いた店舗内などに入る人はありません。
日が長けると路上の人は消え、
風の抜ける暗い家の奥で休むようです。
この喜ばしい風が、山を高く越えて遠くの街に下る時、
ただごとならぬ暑さを生み出していると思うと
なんだか申し訳なく思います。
天気は一日のうちに何度も目まぐるしく変わり、
晴れていても突然激しい俄雨が訪れます。
時には青空の下で豪雨に見舞われる事もあり、
きらきら輝くクリスタルが降り注ぐようです。
心地よい風が海から吹いています。
日の出とともにブルーベリーやオクラを摘んで
朝の九時には出荷も全て終えた人達が
そこここの日陰でずっとおしゃべりをしています。
用事があってもぎりぎりになるまで
冷房の効いた店舗内などに入る人はありません。
日が長けると路上の人は消え、
風の抜ける暗い家の奥で休むようです。
この喜ばしい風が、山を高く越えて遠くの街に下る時、
ただごとならぬ暑さを生み出していると思うと
なんだか申し訳なく思います。
天気は一日のうちに何度も目まぐるしく変わり、
晴れていても突然激しい俄雨が訪れます。
時には青空の下で豪雨に見舞われる事もあり、
きらきら輝くクリスタルが降り注ぐようです。
by otenki-nekoya
| 2012-08-21 21:32
| 天